CASE 実績紹介
Architectural Design 建築設計
上北山やまゆり学園長寿命化改修工事
名 称:上北山やまゆり学園
用 途:教育施設
構 造:鉄筋コンクリート造(RC造)
業務内容:長寿命化改修設計・仕様策定・構造検討
建築面積:1,905.57㎡
延床面積:3,117.10㎡
設計/工事期間:2024年 6月〜2026年 3月
― 既存校舎を活かし、未来へつなぐ教育環境へ ―
本計画は、既存RC造校舎の長寿命化を図りながら、安全性・快適性・機能性を向上させ、将来を見据えた持続可能な教育環境を整備することを目的としました。
建物を「建て替える」のではなく、「活かし、育てる」設計を基本方針としています。
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1.既存躯体の健全性確保と耐久性向上
劣化状況を詳細に調査し、構造体の健全性を踏まえた補修・改修計画を策定。
既存躯体を最大限活用することで、耐久性向上とライフサイクルコスト縮減を実現しました。 -
2.学習環境の再構築(普通教室)
内装・照明・設備を刷新し、明るく落ち着いた学習空間へ再整備。
自然光を活かしながら視認性と集中性を高める計画とし、ICT活用にも対応できる環境を整えました。 -
2.学習環境の再構築(理科室)
実験設備の更新と安全対策の強化を実施。
給排水・ガス設備の見直しに加え、作業動線を整理することで安全性と作業効率を向上させました。理科教育の質を高めるとともに、生徒が安心して実験に取り組める環境を整備しています。 -
2.学習環境の再構築(図書室・PC室)
木質感のある内装計画により、落ち着きと温かみのある空間を創出。
ICT機器の配置や配線計画を見直し、調べ学習や情報活用学習に柔軟に対応できる環境へ再構築しました。「読む・調べる・考える」を支える学習拠点として機能向上を図っています。 -
3.学習環境の再構築(保健室)
既存保健室の機能向上を目的に、室内環境の改善と設備更新を実施しました。
空調機を更新し、温度ムラの解消と快適性の向上を図るとともに、静音性にも配慮した機種選定を行っています。また、洗濯パンを新設(または更新)し、衛生管理機能を強化。
保健室として必要な日常的な洗濯・清掃対応が円滑に行えるよう整備しました。
児童生徒が安心して利用できる、快適で機能的な保健環境へと改善しています。 -
3.安全性とユニバーサルデザイン
生徒用・職員用トイレの全面改修に加え、多目的トイレを整備。
引戸の採用や段差解消、十分な前面スペースの確保など、誰もが安心して利用できる動線計画としました。教育施設としての公共性とやさしさを兼ね備えた空間としています。 -
4.快適性向上と衛生環境の改善
更衣室や水廻り空間の改修を通じ、日常利用における快適性と衛生環境を向上。
利用者目線に立った空間改善を行いました。 -
6.中庭学習スペースの整備
パーゴラと菜園スペースを整備し、自然体験学習に活用できる中庭空間を創出。
教育施設としての環境づくりを踏まえ、生徒が育て、学び、交流できる屋外学習の場を計画しました。
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5.外構・動線の再編
スクールバス車寄せの再構築および全面舗装更新を実施。
新設保育所との併用利用を踏まえ、歩車分離を明確化し、安全性の高い動線計画を構築しました。 -
7.持続可能な教育施設へ
既存ストックを最大限活用し、将来の維持管理を見据えた仕様選定を実施。
短期的改修にとどまらず、長期的視点で教育施設の価値向上を目指しました。